長引く足首の痛みは、身体全体から治していく必要があります
こんにちは。
城東整骨院、院長の山岡です。
当院には色んな症状の患者さんが来られます。
その中で、「色んなところで診てもらったけど良くならない」と言われて来院するのは、足首周りの痛みが多い気がします。
私も、これまで難しい症例に出会うことが多く、それに対応するために学んだり、検査機器を導入したりと試行錯誤した経験があります。
長引く足首の痛みは、単純に足周りの治療だけでは改善しません。
これは、たくさんの方の足首の痛みを治療してきた経験からはっきり言えます。
逆に言うと、「どこに行っても良くならない」と言う方でも、足だけしか診られてなければ、治る可能性があると言うことです。
今回ご紹介する女子陸上選手も、長引く足の痛みに悩まされていたところ、知人にご紹介され来院しました。
改善してきたところに大きなハプニングもありましたので、そちらも合わせてご紹介します。
繰り返す足の痛み、どこに行っても完治しない
Y・Mさん 15歳 女子 陸上部(ハードル)
元々股関節や腰の痛みを抱えながら練習をしていたが、だんだんと左の足首からすねにかけて痛みが出るようになってしまいました。
最初は張りがある程度でしたが、痛みが増強。
整骨院にも通い、週に2回3ヶ月治療してもらってもなかなか改善がみられません。
引退試合も近いのに、全力で練習もなかなかできず困っていたようでした。
そんな時、当院に通われている患者さんのご紹介で来られました。
・初診時
最初に歩く姿を見せてもらうと、左右のバランスが崩れていました。
左足の裏から足首にかけて、歩くだけでも痛みが出ています。
歩くだけでも痛むのに、陸上の練習で強く走るのはとても辛かったと思います。
試合が近くなって焦りも出てくるとなおさらです。
当院で行っているバランス検査(運動選手には必ずやってもらいます)をしていくと、どれもうまくできません。
相当、身体のバランスが崩れているようでした。
中でも気になったのが、痛みが出ている左足ではなく、右足と首の部分でした。
そちらの部分を最初に調整すると、歩くときの左右のバランスの崩れが少なくなり、痛みが大きく減少。
本人もびっくりしつつ喜んでくれました。
きちんと治すには、痛めている足だけでなく全身の治療が必要な状態でした。
自宅でできるケアもしっかりお伝えし、初回の治療は終了。
・2、3回目
痛みが大きく減少し、練習中には痛みが出なくなったとのこと。
本人も顔つきが明るくなってきました。
・引退試合の2週間前に強い捻挫をしてしまう
順調に行っていましたが、階段から転落してしまい左足首の強い捻挫をしてしまいました。
足首周りがパンパンに腫れ上がって、病院の検査では「靱帯が半分切れている」という診断だったそうです。
陸上競技は自分の身体の限界を出すスポーツです。
他の競技と違ってごまかしが効きません。生半可な状態では復帰は難しいのが現実です。
なぜこんな時に、と思いましたが本人の強い希望もあり何とか試合に間に合わせるように治療とリハビリを開始。
自宅でのケアと通院を頑張ってくれました。
その甲斐あって、通常では考えられないペースで足首の状態が回復していき、何とか試合出れる状態にまで回復してくれました。
試合前日に治療に来てくれた時には、少し足首に不安感はあるものの、痛みが無い状態にまで。
そこで、試合に向けて最後の調整と特別にパフォーマンスアップの施術もおまけで行いました。
・引退試合に出れたばかりか、自己ベストを更新!
結果を聞いてみると、何と試合に無事出れたばかりでなく自己ベストを更新することができたと報告してくれました。
一時は出場も危なかったのですが、本当に良かったです。
怪我や痛みであきらめかけていたところから、治療を通して希望を感じてもらい、こうして結果に結び付けてもらえると本当に嬉しいですね。
本当に、よく頑張ってくれました!
Q何が決め手で当院を受診されましたか?(当院を選んだきっかけなど)
母の知り合いから紹介されて受診しました。
Qどのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
股関節の歪みや、繰り返すケガで部活動でいいパフォーマンスができず、どの整骨院に行っても完治しなかったからです。
Q実際に受診されて良かったことを教えてください。
パフォーマンスが向上し、ベスト記録を何度も更新することができました。また、引退試合の約二週間前に捻挫をしてしまい、歩行も困難な状態の中、治療を受けて、当日には思いっきり走れるだけでなく、ベスト記録も更新することができ、本当に良かったです。今まで悩んでいたケガも完治することが出来ました。
繰り返すスポーツでの痛みを改善するには
スポーツでの怪我は、大きく2つに分けられます。
・接触や転倒など突発的な怪我(捻挫や打撲、骨折)
・スポーツの動作で部分的に負担がかかり、そこに炎症が起こる(いわゆるスポーツ障害)
この中でスポーツの動作で負担がかかった場合、痛みが出た部分を治療するだけではなかなか改善しません。
これまで多くのスポーツ選手を診てきて、トレーナー活動をしてきた経験からはっきり言えます。
繰り返すスポーツでの痛みを改善するには、
①身体の動きの中での問題点を探す
②患部だけでなく、身体全体の動きを整えていく
③効果的なセルフケアをしっかり指導する
この3つが大切になってきます。
その場しのぎ的でなく、戦略的に治療を行うことで、辛い痛みは解消されていきます。
「早く痛みを治してみんなと一緒に練習や試合に出たい」
「この辛い痛みをなんとかしたい」
とお困りの方、またはお子さんがそう言った状況の方は一度ご相談ください。
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