こんにちは。
大阪市城東区、鴫野駅前の城東整骨院、院長の山岡です。
本日は夏の甲子園大会決勝戦。
花咲徳栄、広陵共に勝てば初優勝です。
広陵高校のキャッチャー中村は、最多ホームラン記録を更新するかもしれないので、それも見ものですね。
診療の合間にネットで速報をチェックする日々がやっと終わります笑
さて、今回の甲子園でも怪我を押して出場している選手や、怪我で残念ながら試合に出れていない選手が多数いる様です。
特に野球肩・野球肘と言われる様に、肩や肘の故障は野球選手には宿命と言えるくらい多くなっています。
あなたのチームメイトにも、
「俺、こっちの肘痛めてから伸びひん様になってんねん」
という選手がいたのではないでしょうか。
本気で野球に取り組んでいると、当然練習もハードになり、周囲に置いていかれたりメンバーを外される恐怖から痛みがあってもなかなか練習を休めないというケースが多く、結果的に病院に行く頃には肘や肩がボロボロになっているということもあります。
そんな状態では良いパフォーマンスを発揮できませんし、何より野球を思いっきり楽しむことが出来なくなってしまうでしょう。
「本当は少しでも早く治して、思っ切り野球をやりたい」
というのが怪我をしている選手の本音ではないでしょうか。
野球肩・野球肘を本当に改善する為に
私の院には、高校球児や社会人野球の選手も多く来院されます。
13年以上の臨床経験の中で、野球選手の治療も多く手がけてきました。
中には重症まで数ヶ月間痛みを我慢しながら投げていた選手や、病院で「野球を諦めなさい」と宣告された選手もいました。
そうして治療を重ねる中で重要だと感じているのが、
「原因究明と治療計画」
これが鍵となっているということです。
原因究明とは、主に投げる際のフォーム確認です。
治療で肩や肘の状態を良くして、痛みが出なくなっても、負担がかかる悪いフォームで野球を続けると必ず再発をしてしまいます。
ですから、投手以外でも投げるフォームの確認を行う様にしています。
実際に投げてもらうと、身体の使い方の問題点がはっきりさせやすく、原因を突き止めやすくなります。
フォームを少し指導することで、
「あ、投げても痛くない!」
と数ヶ月続いた痛みが消えて、思いっきり投げることが可能になるケースもあるのです。
代表的なところでは、
・軸足の体重の乗せ方
・体重移動
・肘の引き方
・ボールリリース
この他にもたくさんチェック項目があり、目の前で投げてもらうことで修正をして行きます。
治療して痛みが取れてからでは、フォームの修正をしても痛みが軽減するか確認出来ないので、当院では初めにフォームチェックと修正を行ってから治療を行う様にしています。
また、この時に大切なのが、
「実際にボールを投げてもらう」
ということです。
よく野球のフォームチェックなどでは、タオルを握って腕を振ることで確認をすることがあります。
こんな感じ。
身体の動きの確認や、練習方法としては良い側面もありますが、痛みがある選手の指導には向かないことも多いのです。
なぜなら、タオルを使ってのシャドーピッチングなら痛くないけど、実際にボールを投げると痛むという選手が多数存在するからです。
実は、軟球で約135g、硬球で約145gと結構な重さがあり、素早く腕を振れば振るほど、その重さの影響が肩や肘に強く出てしまいます。
ですから、当院では実際にボールを目の前で投げ込んでもらえるように、ネットを設置いたしました。
私も以前はタオルでのシャドーピッチングで確認していましたが、院内でネットを設置して実際に目の前で投げてもらうことで原因の発見と治療が格段にやりやすくなりました。
フォームを確認し、原因を突き止め、計画的に治療を進めることで数ヶ月や年単位で痛みが出ていた症例でも、改善して行くことが可能になって行くのです。
手術をするかマネージャーになるしかないと言われた野球肩が改善
『ある病院で手術しないと治らないと言われた肩の痛みを治療してくれたり、色々なトレーニングやストレッチのやり方などを教えてくれました。とても山岡先生には感謝しています。』
高校球児の症例です。
高校一年の時に肩に痛みが走り、整形外科で検査をしてもらったところ、肩の中にある「関節唇」という組織が損傷しているとの診断を受けました。
野球を続けるには手術をするか、諦めてマネージャーになるしかないと言われ、とてもショックを受けていました。
高校に入学して、これから頑張るぞという時にそんなことを言われたこの子の気持ちを考えると、とても辛いものがあります。
何とかしたいという思いで、家族に紹介されて当院に来られました。
身体の状態、投げるフォームをチェックすると、肩の状態が悪いのはもちろんでしたが、股関節から体幹の動きが非常に悪く、肩に負担がかかる動作をしていました。
それを指摘し、肩の治療と身体の柔軟性を高める治療を並行して行う様にしました。
幸い、治療の効果が早く現れて2〜3週間後にはほとんど全力で投げても肩が痛くない状態にまで回復し、無事に野球を再開することができました。
手術するしかないと言われた最初の頃とは、別人の様に明るい顔になってもらえて、こちらも嬉しかったです。
その後肩のトラブルなく引退まで無事にプレーができて、何と今では治療家として国家資格を取り同じ様な境遇に苦しむ患者さんの治療に当たっています。
あなたのゴールはどこですか?
野球肩、野球肘に苦しむ選手はたくさんいます。
ですが、実際に治療に行けなかったり、行っても計画的に通院できないケースも多いです。
・練習時間が極端に長い
・痛いと言っても練習には参加しないといけない
・休みがない
こんな声をよく聞きます。
夏休みの高校球児の練習時間なんてすごいです。
朝7:30から始まって、昼食を挟んで18:00とか平気で練習時間があります。
その後に自主練をして帰ってきたら夜の21時なんてこともザラです。
強くなるため、勝つためにはそれくらいの猛練習が必要なこともあるでしょう。
しかし、痛みや故障を抱えたまま、その猛練習をこなせば治りが悪くなるばかりか悪化してしまいます。
それで練習ができなくても、見学だけ参加して治療に行かないというのはどう考えてもおかしいのです。
その辺りは選手に問題があるというよりも、監督さんやコーチの方にぜひご理解してもらいたいところです。
強くなるため、勝つためには1日でも早く野球肩・野球肘を治すことがもっとも大切です。
自分自身、チームにとって何が一番大切かを考えてもらって、選択してもらいたいですね。
残念ながら、治療に来て一時良くなったとしても、計画的に通院出来なかったり、無理を押して試合に出たりしてしまうと再発の可能性が非常に高くなります。
私は原因追求と身体の治療、選手には治療計画を一緒に考えてもらって、しっかり守ってもらい二人三脚で治療をして行く。
これが野球肩・野球肘の治療で一番大切なことではないでしょうか。
「きちんと改善したい」という思いを持って、当院に来ていただけたのなら、出来るだけ短期間で投げられる様になってもらい、復帰してもらうために最大限の治療をさせていただきます。
本気で野球肩・野球肘を改善したい方は、ぜひ一度当院にご相談くださいませ。
※ただいま午後診療はシニア、高校球児、社会人の選手が多く、当日ですと院長の初診受付が非常に難しくなっています。
ご希望の方は、できるだけ早めのご予約をオススメいたします。
→当院でも野球肩の治療を行なっています。詳しくはこちらをご覧ください。
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