「ぎゃ〜〜〜っん!」
整骨院の前で子供が大号泣しています。
何事かと思っていると、お母さんに連れられて2歳くらいの男の子がやってきました。
「友達と遊んでたら急に泣き出して、腕をあげなくなったんです!」
とお母さんはとても心配そうな表情をされています。
こんにちは。
大阪市城東区、鴫野駅前の城東整骨院、院長の山岡です。
さて、整骨院をやっていると年に何回かはこういった事例に遭遇します。
多くの場合、肘内障(ちゅうないしょう)と言って、子供の肘の脱臼を起こしています。
慣れていれば、関節を元の位置にはめる「整復」をすればその場で腕も上がり痛みも消えます。
こちらの男の子も、3秒ほどでケロリと泣き止んで、腕も使えるようになりました。
基本的には医療機関(整形外科や整骨院)にかかるのが一番ですが、夜や外出先ですぐに医療機関に連れて行けない場合の対処法を、こちらでご紹介したいと思います。
うまく行えば、肘が抜けてだらんとして泣きじゃくっている子供が、すぐに腕を使えるようになるでしょう。
子供の肘の脱臼の整復法はいくつかありますが、経験豊富な先輩方から教わった方法で、私がこれまで行ってきて安全と言える方法ですので、きっと役に立つことでしょう。
※注意点
高いところから落ちた場合や、手首や肘、脇の下を触れるだけでも大号泣するような場合は、肘の脱臼ではなく骨折を起こしている可能性もあります。
そんな場合は、無理に整復をしようとせず、速やかに医療機関に連れて行ってあげてください。
いかがでしょうか?
くれぐれも、力技で無理に行わないでくださいね。
やって見てうまくはまらない時は、何度も行うと周りの筋肉や靭帯を傷めることもあります。
応急処置ということを理解してもらって、無理なく実践して見てください。
近隣の方であれば、当院でも子供の肘の脱臼(肘内障)の治療ができます。
緊急であれば予約枠が埋まっていても対応しますので、遠慮なくご連絡くださいね。
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京都在住で4歳の男の子がおります。
肘が外れてやすく、何度か小児整形で治療していただいた経験があります。
土曜日の夜に発症してしまい、病院は休診で困っていたところ、貴院の動画を拝見し恐る恐る、腕を動かしてみたらうまくいきました。
尋常じゃない泣き方をしていた息子が、何事も無かったかのようにけろっと遊んでおります。
わかりやすい動画のおかげで、緊急対処ができました。
本当にありがとうございました。