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【内反小趾のセルフケア】小指のねじれを整えるテーピング方法を詳しく解説!

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こんにちは。大阪市城東区にある「城東整骨院」の山岡です。

今回は、足の小指が内側に入り込んでしまう「内反小趾(ないはんしょうし)」に対して効果的なテーピング方法を、実際の貼り方とともにご紹介します。

「靴を履くと小指が当たって痛い」
「気づいたら小指の爪が外側を向いている」
「テーピングを試してみたいけれど、やり方がわからない」

そんなお悩みをお持ちの方に、今回の内容は非常に役立つと思います。

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前回はマッサージの方法についてもご紹介させていただきました。

ご覧になっていない方はこちらもご覧になって下さい。

ブログの最後に動画で解説していますので、よろしければそちらもご覧になって下さい。

目次

内反小趾とは? ― 痛みの原因は“ねじれ”にある

「内反小趾」とは、足の小指が内側(親指側)に傾きながら曲がり、同時に指がねじれてしまう状態を指します。

通常、小指の爪は上を向いていますが、内反小趾になると爪が外側に向いてしまうのが特徴です。

靴が当たりやすくなる理由

このねじれによって、小指の側面が靴の内側に当たりやすくなり、赤み・タコ・炎症・痛みが起こりやすくなります。

特に、細身の靴やヒールをよく履く女性に多く見られますが、男性や高齢者でも決して珍しくない症状です。

内反小趾の根本的な対処には“ねじれ”を整えることが重要

単に「指が内側に曲がっているから広げればいい」と思いがちですが、それだけでは不十分です。

本当に大事なのは、ねじれた方向をやさしく戻してあげることです。

無理に指を引っ張って広げてしまうと、かえって周囲の筋肉や靭帯に負担がかかってしまうため、逆効果になることもあります。

そこで、当院でおすすめしているのが、今回ご紹介する「ねじれを整えるテーピング」です。

テーピングで得られる3つの効果

  1. 小指のねじれをやさしく整える
  2. 足の横アーチ(親指〜小指間)を補助して安定性を高める
  3. 歩行時の小指への負担を軽減し、痛みを緩和する

外反母趾に比べるとあまり注目されない内反小趾ですが、足のバランスや歩行に大きく影響する問題でもあります。

テーピングの準備

使用するテープの種類

  • 5cm幅の伸縮性テープを使います。
    おすすめは、医療用にも使用される「ニトリート(NITREAT)」製のテープ。
    ドラッグストアやAmazonなどでも購入可能です。

※最近はC&Gというテーピングが安価で販売されていますので、そちらもおすすめです。

使用する長さとカット方法

  • 15cmのテープ × 1本(足裏用)
  • 10cmのテープを3等分にカットした細いテープ × 2本(小指用)

合計3本を使って貼っていきます。

動画でもお話ししていますが、2等分だと太いですし、4等分だと細くなってしまうのでこの太さにしています。

実際の貼り方とポイント

① 小指の爪の真横に貼る(ねじれの起点を整える)

まず1本目の細いテープを、小指の爪の先端部分から横方向にまっすぐ貼ります

  • この時、テープを引っ張りすぎず、たるませず貼るのがコツ。
  • 強い力で矯正しようとすると逆効果になるので、乗せるように貼るイメージが大切です。

これだけでも、指の向きが少し整ってくる感覚があります。

② 足裏から甲へ貼る(ねじれの補正)

2本目の細いテープは、小指の腹側から足裏を通り、甲の外側へ向かって斜めに貼ります

このテープの役割は、小指のねじれをやさしく元の方向に誘導すること

  • 引っ張りすぎない
  • 自然に整えるイメージで

足の形状によって貼り方の角度は微調整が必要ですが、指先から足甲にかけてS字に軽く包み込むように貼ると効果的です。

③ 横アーチを補強する(15cmテープで支える)

最後に使うのが15cmのテープです。中央から縦に裂いて半分にカットしておきます。

  • 足裏の親指と小指のつけ根の少し下から貼り始め、両サイドのテープを甲に向かって引き上げるようにします。
  • 足の甲側では引っ張らずにそっと貼りましょう。

このテープによって、足の横アーチを補強し、小指にかかる圧を分散させることができます。

完成系がこちら

上から見た状態

テーピングの活用上の注意点

  • かゆみが出なければ2〜3日貼りっぱなしでもOK。
    ただし、夏場や肌が弱い方は毎日貼り替えるのが安心です。
  • 強く引っ張る必要はありません。
    引っ張らないことで、皮膚へのストレスやかぶれを予防できます。
  • 「矯正」よりも「サポート」という気持ちで。
    自然に指が少し広がるくらいが理想です。
    無理な矯正は、足の筋肉やバランスを崩す原因になります。

日常生活でのケアも大切です

テーピングだけで内反小趾が完全に治るわけではありませんが、日常生活での負担軽減や痛みの予防には非常に役立ちます。

また、以下のような予防対策も併せて行うと効果的です。

  • 幅広で指先にゆとりのある靴を選ぶ
  • 足指のストレッチやグーパー運動を取り入れる
  • 定期的に足のアーチを意識したエクササイズを行う

動画で詳しく解説

おうちででできる内反小趾を解決する方法

現在、城東整骨院ではプロジェクト歩行ケアというものを立ち上げています。

小指が分かれた内反小趾に効果的なソックスを開発しました。

・おうちでできる歩行ケアプロソックス

価格:2,980円+税

M(22〜24cm)、L(25cm〜27cm)、LL(28〜30cm)

Amazon、Yahoo!でも出品中

おかげさまで全国のたくさんの方に使っていただいていますし、すごく調子が良いというレビューもいただいています。

ご興味のある方はこちらから詳しくご覧くださいませ。

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