こんにちは。
大阪市城東区、鴫野駅前の城東整骨院、院長の山岡です。
最近、いろんなところから手術適応と言われた肩の痛みについて相談を受けます。
症状、状態によりますが改善する可能性はありますが、放っておいては改善の可能性は低いでしょう。
約2年前の症例になりますが、ご参考になればと思い掲載します。
2年前は往診に行っていました。
ご連絡があったのは、昔からお世話になっている方。
「自転車を持ち上げようとしたら、急に力が入らなくなった」
駆けつけてみると、右肩が全く動きません。
座っているだけに見えますが、一所懸命右肩を上げようとしています。
肩だけじゃなく、肘にも力が入らない状態でした。
検査した感じでは、肩の筋肉を強く損傷している模様。
症状も強い為、紹介状を書き病院で精密検査を受けてもらうことに。
結果
「腱板広範囲断裂で手術しても元に戻らない可能性有り」
との診断でした。
腱板とは??
肩の中で骨を支える、とても大切な筋肉の事です。
これが悪くなると、腕がうまく上がらず、力も入りません。
野球選手が「インナーマッスル」とか言う場所でもあります。
かなり厄介な状態ですが、
「先生がいたら大丈夫だと安心していますので、治療お願いします。」
と言っていただき治療をする事になりました。
とはいえ受傷後間もない状態で、しかも深刻な損傷があります。
無理な治療はかえって悪化させてしまう可能性が高いです。
肩が悪いなら、良いところの連動を良くすれば、結構改善出来るんじゃないか?
そんな感じで肩以外からも治療を試みました。
(当然肩自体の治療も行っています)
3回の治療で、少し動く様になってきました。
歯ブラシは使える様です(・∀・)
そしてこの後、
一気に上がりました!(‘-^*)/
これには患者さんも大変喜んで頂きました!
翌日に病院で再度お医者さんの診察がありましたが、ビックリされた様です。
今回の様に、MRIなどで肩の中の筋肉が断裂していたとしても、
身体の連動を良くし、
筋肉の機能を改善する。
そんな治療で改善する可能性はあります。
あきらめずに、可能性を信じる価値は十分にあります。
現在はさらに神経の伝達を良くする治療を行っているので、2年前よりも効果をしっかり出せるようになりました。
無理に動かすのは良くありませんが、安静や固定で使われない部分は筋肉や神経伝達が悪くなり、せっかくの改善のチャンスが消えてしまいます。
きちんと治療をされている院や、当院でも改善例はたくさんあります。
なんとかしたいと思いを持たれている方は、一度ご相談ください。
院長山岡が開発したサンダル「おうちでできる歩行ケア」はこちらから
院長山岡が開発した靴下「おうちでできる歩行ケアプロソックス」はこちらから
城東整骨院公式LINE@ページ
友達追加で症状のお問い合わせやご予約もできます。