こんにちは。
大阪市城東区、鴫野駅前の城東整骨院、院長の山岡です。
今日は膝の骨折をしてから、歩くときに膝が痛い状態が治らず、曲げ伸ばしも辛いと言った症状で来院された患者さんの症例をご紹介します。
68歳 男性 会社員
昨年の9月に自転車で転倒し、左膝の横側の骨を骨折。
整形外科で装具固定をしてもらい、リハビリの治療を受けました。
骨がくっつき、装具を外し、
「あとはお風呂でよく動かして下さい」
と言われましたが、数ヶ月経っても痛みが残り、曲げ伸ばしも辛いままでした。
足を引きずって歩いているところを、当院の患者さんである同僚の方に紹介されて、今年の5月に来院されました。
Q 何が決め手で当院を受診されましたか?(当院を選んだきっかけなど)
会社の同僚の紹介で
Q どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
腓骨骨折で膝が痛く正座が出来無かった
Q 実際に受診されて良かったことを教えてください。
昨年の9月骨折して整形外科などで治療して頂きましたが、なかなか完治せず、山岡先生と出会い、そして分かりやすい説明と治療の方向性をして頂き、先生の施術とテーピングがとても私には効きました。膝の痛みも無くなり、正座も短い時間ですが、出来るようになりました。これからも教えて頂いたリハビリ頑張ります。有難う御座います。
初診時
左の膝が右に比べて明らかに曲がりません。
目一杯曲げても、拳が2つ以上入ります。
歩く時も引きずるようにしていて、左側に体重をかけると痛みが出てきます。
検査をして行くと、膝周りの筋肉の機能が落ちて、癒着しているところも複数見つかりました。
今のままの状態では、普通の生活をしても回復しにくいことを説明し、膝周りの筋肉の機能を回復させるためにPNF(神経筋無痛療法)を行いました。
PNF(神経筋無痛療法)は、ゆっくりとした動きで患者さんが持っている筋肉の反応を最大限に引き出す治療法で、こう言ったリハビリの局面では大きな効果を発揮します。
今回のケースでも、治療後に曲がる角度が深まり、痛みが軽くなって驚かれていました。
2診目(1週間後)
前回施術してから、4〜5日は快調で、歩くときの痛みもほとんど感じなかったとのこと。
施術後に自分で出来るリハビリを指導。
3診目(1週間後)
歩幅が広くなり、安定感が出て来たとのこと。
短時間なら正座が可能になった。
4診目(2週間後)
支えなしでしゃがみ込める様になった。
ほとんど日常生活での痛みはなし。
5診目(2週間後)
長時間歩ける様になって来た。
正座も違和感があるがほとんど問題なく行える。
6診目(2週間後)
曲げ伸ばしを問題なく行え、歩いても痛みが出なくなったので治療を終了。
セルフケアとリハビリをお伝えしておきました。
初診から約2ヶ月間、6回の診療でほぼ完全に回復していただけました。
長い間、曲げ伸ばしや歩行で痛みがある状態では、とても辛かったと思います。改善されて嬉しそうに屈伸される姿が印象的でした。
骨折やひどい捻挫などで固定した後、
・お風呂でよく動かしてください
・自分で歩いてください
と言われ、リハビリが十分に行われないことがよくあります。
固定期間が長いほど、筋肉や関節は固まってしまい、神経の流れも悪くなってしまいます。
自分では普通に動かしているつもりでも、実は体重がかけれていないというケースもあります。
一度固まってしまうと、自然に元には戻りにくいですが、きちんと治療をすればほとんどのケースで元通りに動かせる様になります。
こちらの方と同じ様に、骨折の後遺症にお悩みでしたら、一度ご相談ください。
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