11歳 ソフトボール選手 肘の剥離骨折で3ヶ月安静と言われた症例

こんにちは。

大阪市城東区、鴫野駅前の城東整骨院、院長の山岡です。

 

ソフトボールをやっていて肘を痛め、病院では「野球肘で剥離骨折を起こしている。3ヶ月の安静。」と言い渡された患者さんから、治療のご感想をいただきました。

小学校6年生、キャプテンとして1番大事な大会直前のケガ。

なんとかしたいと強く願い、数カ所病院を回られた後に当院へ来られました。

 

Q 何が決め手で当院を受診されましたか?(当院を選んだきっかけなど)

ホームページを拝見して。

スポーツ選手の治療を沢山手がけておられて、丁寧に診てもらえそうだから。

Q どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?

ソフトボールをしている息子が野球肘を発症し、整形外科で3か月休部の診断をされました。

3か月の間に大事な大会があり、6年生でキャプテンとして出場させてあげたく、数か所まわった後に、山岡先生にお世話になることに決めました。

Q 実際に受診されて良かったことを教えてください。

あきらめかけていた大会に出場できるように、熱心に治療して頂き、目標の大会でメダルをもらえる成績を残すことができました。

息子から見て優しいお兄さん先生という感じで、安心をして通院させることができました。

完治までもう少しですが、ソフトボールを続けながら治療することができて感謝しています。


 

初診時に肘の状態をチェックすると、痛みは出ていないものの肘が伸びきらず、負担がかかっていることがわかりました。

一般的に野球肘と言われるものは、肘の内側の骨が炎症を起こすか、小・中学生では骨が剥がれてしまう「剥離骨折」という状態です。

(レントゲンの状態。わかりにくいかもしれませんが、丸く囲んでいる部分に剥離が見られます。)

無理をして投げ続けてしまうと、剥がれた骨がくっつかなくなり、後遺症が残る恐れもあります。

ですから、整形外科で「3ヶ月安静」と言われたのもある意味妥当だったでしょう。

 

しかし、それではこれまでキャプテンとして頑張って来た最後の大きな大会に出場することができません。

「なんとかしたい」と言う選手と親御さんの強い気持ちは痛いほどにわかりました。

当院で行う神経筋無痛療法は、肘周りの筋肉の機能を改善し骨を守り、深い部分での血流を改善します。その結果、肘の負担を抑えながら治りを早くすることができます。

これまでも野球肘の治療に大きな成果を上げて来ました。

 

練習をしながら治していくことは当然リスクもあります。

今回は、整形外科の定期受診で状態を確認しながら治療していくことになりました。

 

幸い、治療を開始して2週間ほど経過した段階でレントゲン撮影をすると、

「黒く抜けていた部分が白くなって来ており、改善が見られる。少しずつ投げ始めても大丈夫でしょう。」

とドクターからも言っていただけました。

その後、治療を続けながらフォーム指導を行い、順調に回復。

目標にしていた大会前には、全力で投げることが可能になりました。もちろん、レントゲンでの検査は異常無しです。

 

そして、目標にしていた大阪市全体の大会に無事出場することができ、見事3位の成績を納めメダルを勝ち取ることができました。(準決勝で負けた相手チームが優勝)

メダルを手にし、嬉しそうなユニフォーム写真を見て、こちらも本当に胸が熱くなりました。

試合出場をあきらめず、最後まで「絶対に治したい」と言う選手と親御さんの思いが実ったからでしょう。

本当に良かったです!

メダルを持って報告にも来てくれました。

野球肘で剥離骨折が見つかると、基本的に「3ヶ月安静で」と言われます。

中には「野球なんかもう辞めてしまえ」と厳しい言葉を使う医師もおられます。

診断と対応に、選手と親御さんがショックを受け涙を流したという話を何度も聞きました。

 

しかし、「3ヶ月安静」にして骨がくっついても痛みが残る場合がありますし、全く今まで肘に痛みが出ていない選手で、レントゲンで骨の剥離が見つかることもあります。

これは、骨自体が痛みを出しているわけではなく、周りの筋肉が痛みを出しているからなんです。

そして、肘周りの筋肉がきちんと機能していれば、骨にかかる負担を吸収して無理がかからないようになっています。

ですから、野球肘の治療を行うときは、安静にするだけでなく肘周りの筋肉の機能を改善していく必要があるのです。

 

一生懸命練習して来て、最後の最後に怪我で試合に出れない。

自分だけがグラウンドに立てない。

こんなに辛いことはありません。

私は無理して投げることは推奨しませんが、あきらめなければ改善し、思い切り試合でプレーすることが可能だということを多くの方に知ってもらいたくて、こちらの感想をご紹介させてもらいました。

あなたのご家族や、お子さんのチームメイトが野球肘や剥離骨折、離断性骨軟骨炎などと診断されお悩みのようでしたら、どうか一度当院にご相談ください。

 

今回、肘が治って思いっきりプレーできたSくん。頑張って来たことが実って良かったね。

こちらの言うこともよく聞いてもらい、伝えた宿題もきちんとしてくれたおかげだと思います。

持ち前の運動センスと、素直な心でこれから先もっと良い選手になって、私を驚かせてください。

 

また、今回当院を探し当てて通院を決めてくれたお父さん、お母さん。

小・中学生の野球肘の場合、ご家族のバックアップがすごく大切になって来ます。

お子さんを何とか試合に出してあげたいと言う強い気持ちがなければ、改善に繋がらなかったでしょう。

ありがとうございました。

お子さんのこれからのご活躍を、心よりお祈りしています!

 

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