野球肩でお困りの方がよく来院されます
こんにちは。
大阪市城東区、鴫野駅前の城東整骨院、院長の山岡です。
当院に来られる患者さんで、特に多いのが野球での怪我。
中でもボールを投げる時に肩が痛む、「野球肩」でお困りの方が多いです。
この野球肩、一度なってしまうとなかなか改善が難しく、あちこちの病院や整骨院を巡って城東整骨院に来られるケースがほとんどです。
今回ご紹介する方も、なかなか治らずに遠方から来院されました。
症例のご紹介と、野球肩改善に大切なステップについて書きましたので、どうか最後までお読みください。
ボールを投げれない位の肩の痛み
48歳 男性 ピッチャー
約1ヶ月前に、投げる時に力がなんとなく入りにくい感覚が出現。
その時は痛みがなかったが、2週間後にキャッチボールを開始した時には、最初からボールが投げられないほどの肩の痛みが出てきました。
そんな状態ではピッチャーもできないため、近隣の整骨院を受診。
肩の張りを指摘され、治療を受けるも痛みが引かない状態でした。
そんな時、インターネットで城東整骨院のことを見つけ、なんとかしたいと遠方からご来院されました。
・初診時
お身体の状態と投球フォームのチェック。
投球フォームは、痛みが出るのであまり強く投げずにチェックしました。
痛みが出るポイントは、ボールをリリースする瞬間。
それと、リリースするポジションに近い状態に肩を持っていくと痛みが出てしまいます。
お身体の状態をチェックすると、肩の可動域のアンバランスと、肩甲骨がうまく動かせていない状態でした。
幸い、肩の中のインナーマッスルは無事なようでした。
検査した結果的には、肩の中で骨同士がぶつかるインピンジメント症候群の疑いが強かったです。
インピンジメント症候群は、野球肩の中でも多い疾患で、肩の中でたんこぶ同士が当たるように強い痛みを感じることがあります。
初回は、肩甲骨から肩の筋肉の機能と連動を改善する、神経筋無痛療法を行い、自宅でのリハビリを指導しました。
・2回目
キャッチボールではまだ痛みがあるので、無理せずに中断。
セルフケアを継続してくれているとのこと。
引き続き神経筋無痛療法を行いながら、骨盤から肩甲骨がうまく動くように治療を行いました。
・3回目
リリースの角度に持っていっても、あまり痛みが出なくなってきました。
リハビリのメニューを追加。
・4回目
シャドーピッチング程度では痛みが出なくなる。
この頃より、肩だけでなく下半身から神経筋無痛療法で治療。
全身の連動性を高めていきました。
・5回目
塁間程度ならキャッチボール可能に。
・6回目
投げても痛みが出なくなった。
軽く100球投げても問題なし。
・7回目
可動域は万全に近い状態。
投げても痛みが出ないので、試合でピッチャーを行うことを許可しました。
試合後に来院された時に聞くと、痛みが出ず問題なく投げれたそうで完全復活でした。
エースピッチャーが完全復活してもらえて、こちらも嬉しいです。
Q何が決め手で当院を受診されましたか?(当院を選んだきっかけなど)
インターネット
Qどのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
右肩の痛み。まったくボールが投げれなくなった。
Q実際に受診されて良かったことを教えてください。
普段のケアの方法等も教えて貰い再びボールが投げられるようになりました。
野球肩改善に必要なステップ
野球肩は、腱板損傷や肩関節亜脱臼、インピンジメント症候群、上腕二頭筋長頭腱炎、滑液包炎など多くの原因で発症します。
一度野球肩になってしまうと、投球動作で同じ部分に痛みが出やすく、治りにくいと言われるのが一般的です。
そんな時に、患部の痛み止めや、対症療法的な治療ではうまく改善してくれません。
野球肩の改善には、
①投球フォームのチェック、指導
②落ちてしまった筋肉の機能改善
③復帰までの計画的な治療とリハビリ
こちらが大切になってきます。
その場しのぎ的な対応でなく、こうして戦略的に治療を行うことで、多くの野球肩は改善していきます。
「いつまでも治らない。」
「この痛みは付き合っていかないといけない。」
と思っていても改善の可能性はあります。
野球肩でお困りなら、一度ご相談ください。
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