
年齢 性別
32歳 女性 会社員
お悩み 自覚症状
20歳位より首の痛みに悩まされ、整形外科を受診すると首のC字アーチが反対に向く「頚椎後弯症」と診断されていました。
常日頃から首の痛みや頭痛に悩まされ、半年周期でキツい症状を繰り返していました。
首の動きが悪くなり、ときどき手にもしびれが出てきます。
病院では牽引治療や筋弛緩剤のお薬をもらっていましたが、あまり改善が見られません。
頭痛も日常的に感じており、病院では、
「症状が改善しないなら、首の手術も検討したほうが良いかも知れません。」
と言われていました。
症状は辛いけど、手術をしても改善するかわからないし不安。
そんな思いを持たれていた時に、知り合いから当院のことを聞いて来院されました。
治療内容とアドバイス
・初診時
首の状態をチェックさせてもらうと、首は前にも後にもあまり動きません。
肩から首にかけての筋肉は固まってしまっており、これでは頭痛が出るのも不思議ではありません。
身体の歪みも大きかったですが、時に問題があったのが背中の部分です。
背骨の中でも胸の後ろ側にある「胸椎(きょうつい)」と言われる部分の動きが極端に少なくなっています。
皮膚の動きも悪く、少しつまみ上げるだけでかなりの痛みを伴います。
初回の治療では、全体の歪みを整え、胸椎の動きを改善する治療を行いました。
また、身体のバランスを自分でもリセットできるセルフケアをお伝えして初回の治療を終了しています。
・2回目(12日後)
初回治療後に、少し左首に痛みが出たが引いた。
その後くらいから少し首の動きが良くなった実感があるとのこと。
チェックさせてもらうと、首を前に倒す動きの可動域が広がっていました。
引き続き身体の治療と首、背中の治療を行いました。
・3回目(13日後)
首の動きがもう一段良くなり、痛みや頭痛を感じる頻度が下がってきたとのこと。
また、胸椎の部分の動きが良くなり、皮膚をつまんでもあまり痛みが出なくなってきました。
・4回目(16日後)
首の可動域が広がってきているが、ここ最近は少し張りと頭痛が出てきたとのこと。
急激に可動域が戻ってきているので、筋肉の状態がついてきていない可能性がありました。
身体がその可動域に慣れてくれば大丈夫ですよとお伝えし、引き続き治療。
・5回目(19日後)
首はすっかり動くようになり痛みも感じにくくなってきた。
頭痛だけまだ出てくるようで、痛み止めのお薬はまだ継続して飲まれていました。
首のセルフケアを追加で一つお伝えしています。
・6回目(1ヶ月後)
頭痛の頻度と強さがかなり軽減。
今のひどい時が、以前の軽い時と同じくらいになってきたと嬉しそうに教えてくれました。
首も楽で頭痛も感じなくて幸せだと話してくれました。
状態が良くなってきたので首や肩の治療はメンテナンスに移行、お身体の他の部分の治療にメインを移していくことになりました。
治療回数は6回、期間は約3ヶ月でした。
首の痛みは自律神経やメンタル的にもストレスが多く、とても辛いものです。
今回のように首だけでなく背中の胸椎の部分に問題があることが多いです。
首の治療だけで改善しない方は、背中の治療が必要なケースをたくさん診てきました。
楽になっていただいて、笑顔になってもらえて良かったです。
これから、好きなことをたくさんやってくださいね。
ご感想をいただきました
頚椎後弯症と言われてずっと首の痛みに悩んでいました。
頭痛もひどく手のしびれもあり、手術をすすめられる位でした。
バレエの先生の紹介でこちらを教えていただき、
治療いただいてからびっくりする程首の痛みや頭痛が改善されました。
胸椎が動いていないから、と理由も説明くださってわかりやすかったです。
今は痛み止めを飲むこともずいぶんと減り、毎日快適に過ごせています。
マシになると思ってなかったので本当に嬉しいですし感謝しています。
ありがとうございます!
当院の首の治療について
当院では首の痛みやしびれ、頭痛の治療を得意としております。
お困りの方がおられましたら一度ご相談ください。