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強剛母趾でこれだけはやってはいけないこと3つ【痛みを悪化させない重要なポイント】

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こんにちは。

大阪市城東区、鴫野駅前の城東整骨院、院長の山岡です。

最近めっきり涼しくなって、やっと秋らしい気候になってきましたね。

気温が下がってくると、関節の痛みを感じやすくなる方も多いのではないでしょうか。

今日は、強剛母趾でお悩みの方に向けて、絶対にやってはいけないこと3つについてお話しします。

強剛母趾は足の親指の関節に問題が起こる疾患で、歩くたびに痛みが出てしまい、日常生活にも大きな影響を与えてしまいます。

痛みがあると、ついつい色々なことを試したくなりますが、実は逆効果になってしまうことがあるのです。

これまでにも強剛母趾の記事は書いて参りました。

よろしければこちらもご参考ください。

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記事の最後に動画でも解説していますので、そちらもご参考ください。

 

目次

強剛母趾とは?

強剛母趾は、足の親指の関節である母趾MTP関節(ぼしエムティーピーかんせつ)に起こる疾患です。

この関節の軟骨がすり減ったり、骨棘(こっきょく・骨のトゲ)ができたりすることで、関節の動きが制限され、痛みが生じます。

歩いて体重をかけるたびに親指に痛みが出てしまい、強い痛みで日常生活も辛くなってしまうのが特徴です。

 

これだけはやってはいけないこと3つ

強剛母趾の場合、改善のためにできることを積み重ねるより、それ以上関節に負担がかからないようにしていくことが何よりも大切になってきます。

ですので、まずはやってはいけないことをできるだけ減らし、その後でケア方法をお試しいただくとスムーズに症状改善につながるでしょう。

1. 親指を無理に反らせること

痛いからといって無理に親指を反らせるのは絶対にやってはいけません

強剛母趾では、すでに軟骨や骨棘(骨のトゲ)にダメージが起こっています。

これ動かないようになってきてるから動かしたい!その思いはよくわかります。

ですが無理に反らせてしまうと、これらの組織にさらに負担がかかり、炎症や進行を早めてしまう原因になってしまいます。

「動かした方が良いのでは?」と思われがちですが、痛みがある時は無理に可動域を広げようとしないことが大切です。

2. 痛いのに無理なリハビリやトレーニングを行うこと

痛みが強い状態で、足の筋肉を鍛えようと無理に歩いたり、タオルギャザーのような運動をしたりするのも危険です。

強剛母趾の場合、関節の骨の問題が大きいため、筋力トレーニングよりも負担をかけないことが最優先になります。

痛みが悪化するケースがほとんどですので、痛みがある時は無理をしないでください。

3. 底の薄い靴、パンプス、ヒールの高い靴を履くこと

底の薄い靴の問題点

底の薄い靴は、足の指で蹴り出さないと前に進めないため、親指に大きな負担がかかります。

クッション性がないため、地面からの衝撃もダイレクトに親指の関節に伝わってしまいます。

ヒールの高い靴の問題点

ヒールの高い靴を履くと、履くことで親指が反らされる状態になり、強剛母趾の進行を助けてしまいます。

最初にお伝えしたように、親指を無理に反らせる動きは関節にダメージが大きいです。

痛みがある場合は絶対に避けるべき靴です。

パンプスも要注意

パンプスも同様に、足先に負担がかかりやすい構造になっているため、強剛母趾の方には推奨できません。

正しい対処法とは?

これら3つの注意点を守り、その上でテーピングやマッサージ、歩き方などの改善法を行うことで、より効果的に痛みを改善できます。

これらの注意点を無視して改善法を行っても、関節のダメージは進み、手術が必要になるリスクも高まってしまいます。

まずは、やってはいけないことを避けることから始めましょう。

動画でさらに詳しく解説

今回お話しした内容について、動画でより詳しく解説しています。

実際の足の状態や、なぜこれらのことがダメなのかをわかりやすくご確認いただけます。

 

まとめ

強剛母趾でお悩みの方は、まず以下の3つを絶対に避けてください:

1. 親指を無理に反らせること

2. 痛いのに無理なリハビリやトレーニングを行うこと

3. 底の薄い靴、パンプス、ヒールの高い靴を履くこと

痛みがある時は、まず負担を減らすことが最優先です。

その上で適切な改善法を行うことで、効果的に症状を改善していくことができます。

おうちででできる強剛母趾の辛い症状を解決する方法

現在、城東整骨院ではプロジェクト歩行ケアというものを立ち上げています。

足について情報発信をさせていただいていると、全国からたくさんのご質問を日々いただいています。

ですが直接治療ができるわけではないので、改善に結びつきにくいもどかしさがありました。

そこで、自宅でできる方法は何かないかと考えた結果、こちらのサンダルとソックスを開発しました。

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