野球肩を治すためのセルフチェック方法その②
こんにちは。
大阪市城東区、鴫野駅前の城東整骨院、院長の山岡です。
さて、前回に引き続き野球肩を治すためのセルフチェック方法についてお伝えしていきます。
野球肩を治すためのセルフチェック方法①〜ゼロポジションキープ〜についてはこちら
今回お伝えするセルフチェックは、そのまま野球肩のセルフケア、治療にも使えるものになっていますので、ぜひ最後までご覧になってください。
野球肩で知っておきたい後方関節包の癒着
「後方関節包」と急に専門用語が出てくると戸惑ってしまうかもしれませんが、簡単に言うと肩関節の後ろ側のことです。
この後方関節包が投球動作の繰り返しによって少しずつ傷み、硬くなっている選手が多いです。
後ろが硬くなってしまうと、肩を引いてきた時に腕の骨が前に押し出される形になり、肩関節が歪んだまま投げてしまうことになります。
これが原因で、肩の中で衝突(インピインジメント)を起こしたり、腱板(インナーマッスル)が擦れて炎症を起こしてしまうのです。
そんな後方関節包の癒着度合いのチェック方法をこちらでご紹介していきますね。
可動域チェックの方法①
①横向きに寝て、頭が下がらないようにマクラやタオルなどを入れます。
②下にしている腕を、前に90度上げていきます。
③この状態で肘を90度曲げます。
④そこから反対側の手で、ゆっくりと手をベッドに推していきます。
強い力で行わず、ゆっくり行いましょう。痛みがあるのに無理に行わないようにしてください。
指先がベッドに着く位が正常です。
あまりにも離れている場合は、後方関節包の癒着が考えられます。
痛みのない範囲で、ゆっくりこの動きを繰り返しましょう。
可動域チェックの方法②
①座った状態で両手から肘までをピッタリとくっつけていきます。
②その状態から、合わせた手と肘を離さないように肩を上げていきます。
この時に、肘が目線位まで上がれば正常です。
硬い選手の場合、顎先にまで上がらないことも多いです。
動画で見る可動域のチェック方法
動画でもう少し詳しくご説明しました。
いかがでしたか?
この可動域が出ていないと、野球肩が治らない、もしくは野球肩になってしまいやすい原因となってしまいます。
今、症状がなくてもチェックをしておくことで野球肩を予防できるばかりでなく、パフォーマンスアップにも繋がります。
ぜひ、取り組んでみてください。
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