突然やってくる、ぎっくり腰の恐怖
何気ない動作をした瞬間に、腰が「ピキっ」と急に痛みが出てくるぎっくり腰。
その場で歩けないほど痛む方もいれば、少し時間が経ってから腰だけでなく背中や足にも痛みが出てくるケースもあります。
通常の腰痛よりも痛みが強く、痛くてまっすぐに立てない方がほとんどです。
仕事やスポーツなどもっての他ですし、日常生活もままなりません。
これは本当になっていないとわからない辛さです。
実は、院長山岡も、一度だけぎっくり腰を経験したことがあります。
旅行帰りに自宅のドアを開こうとした時に、腰に鋭い痛みを感じました。
その時はさほどでもなかったのですが、時間が経つと共に腰痛が強くなってきました。
痛みのために腰が丸くなり、左に体も傾き、動かせない状態です。
その時は着替えるのも、靴を履くのも辛い状態で、「これがぎっくり腰か!」と思い知りました。
痛みが強いまま、腰が曲がったまま診療をしましたが、あの時の辛さは忘れられません。
結局、今の師匠である先生にSOSを出して治療をしてもらい、その日のうちに楽になることが出来ましたが、そのまま何日も強い腰痛を抱えたまま生活していたらと思うとゾッとします。
今回、ぎっくり腰で来院された患者さんから感想をいただいたのでその紹介と、最後にぎっくり腰になった時の対処法をお伝えしますので、どうか最後までお読みになってください。
車で担がれて来院されるほどのぎっくり腰
仕事中に腰に急に痛みが走り、腰痛のためほとんど動けなくなりました。
なんとか仕事を最後まで終わらせましたが、自宅に帰る頃には脂汗が出てきてまともに歩くことも出来ないと言った状態です。
ご家族が城東整骨院に通院していたことがあり、「ぎっくり腰なら山岡先生に診てもらい!」ということで車で担がれて来院されました。
上田 樹さん 22歳 男性 野球インストラクター
Q何が決め手で当院を受診されましたか?
母親と弟がいつもお世話になっているので
Qどのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
腰の痛みで、立つ、歩くが出来なくなった
Q実際に受診されて良かったことを教えてください。
その日1日で普通に歩けるようになり、2日後には仕事復帰出来ました。言葉ではうまく表せないですが、とりあえずすごい!!
本当に感謝しています。ありがとうございました。
来院時には、まともに立てない、歩けない状態。
ベッドに座ることも出来ないので、立って壁で身体を支えながらの問診となりました。
そんな状態ですが、
「仕事が今大事なところなんです。明後日にはなんとか仕事に戻らないといけないんです。」
と必死に訴えられていました。
まずベッドに寝れない状態だと、治療も出来ません。
最初に立った状態で治療を開始し、腕を操作して腰の治療を行いました。
その動きで座る時の痛みは回復。
続いてベッドに寝転ぶことが出来たので、ぎっくり腰で動かなくなる腰の筋肉を改善する神経筋無痛療法を行いました。
初回治療後で、問題なく歩けることが出来、とても喜んでもらえました。
すぐに職場復帰することが必要でしたので、3日間連続で治療を行ったところ、ぎっくり腰の痛みがほぼ消失し、問題なく仕事に復帰してもらうことができました。
お役に立てて良かったです。
ぎっくり腰などのきつい腰痛に関しても、早急に治療を行えばすぐに痛みから解放されるケースは多いです。
逆に、「ぎっくり腰で腰痛がきついから安静に。。」と治療を受けずにベッドで寝続けてしまうと、かえって回復が遅くなってしまうことも多いのです。
ぎっくり腰で1番やってはいけないのは、「安静」
ぎっくり腰になった時に1番やってしまいがちなのが「安静」です。
腰が強烈に痛いですから、ベッドで横になりたい気持ちもわかります。
横になっていると、痛みが和らぐことも多いですし。
ですが、この「安静」がぎっくり腰を悪化させてしまうこともあるのです。
最新の研究で、ぎっくり腰になった数千人を調査したところ、①安静にしていたグループ、②ストレッチをしたグループ、③できるだけ普段通りの生活を心がけたグループの3つで、1番治るのに時間がかかってしまったのが安静にしていたグループでした。
逆に、1番早く治ったのが普段通りの生活を行ったグループです。
ぎっくり腰の場合、安静にしすぎることで腰回りの筋肉が固まりきってしまい、次に動く時に筋肉が伸びなくなってしまいます。
そうなってしまうと、腰の正しい動きが出にくくなり、かえって腰痛を悪化させ、治るのに時間がかかってしまいます。
あえて痛みがある動きをする必要はありませんが、できるだけ普段通りの生活を心がけて、動かしてあげる必要があるのです。
当院でオススメしている自分でできる、ぎっくり腰の対処法
先ほども言いましたが、普段通りの生活をしていたグループが1番ぎっくり腰からの回復が早かったです。
ですが、強烈な腰痛がある時に、普段通りの生活をするのは、少し酷というものです。
そんな時に、腰を無理なく動かせるようにする体操を、城東整骨院でしゃ指導しています。
やり方をご紹介しますね。
寝転べない方は、座って行ってもらっても結構です。
①足の親指をグーパーと20回動かす
②足の指を全部使ってグーパーを行う
③足首を下、上にできるだけ大きな範囲で動かす
④足首を左右に倒す
⑤片方の膝をゆっくり曲げる(90°くらい)
⑥逆の膝もゆっくりと曲げる
⑦曲げた膝を、片足ずつ伸ばす
⑧膝の曲げ伸ばしを、片方ずつ繰り返す(20回程度)
⑨片方の膝を、胸に近づけて手で抱える
⑩逆の膝も胸に抱える
これを痛みがない範囲で繰り返します。
痛みが出る動作がある場合は、その手前までの動きで結構です。
この動きを繰り返していくと、腰の中の筋肉が徐々に動けるようになってきて、辛いぎっくり腰の痛みが和らいでくるでしょう。
悪化させないためにも、早く治すためにもオススメの運動になりますので、ぎっくり腰になってしまった時は、ぜひ行ってみてください。
詳しくはこちらに方法をご紹介しております。
https://joto-seikotsuin.com/2016/09/28/gikkurigosi/
当院でのぎっくり腰治療について
痛みが強い時は、できるだけ早くぎっくり腰の痛みから解放されたいと願います。
また、仕事をされている方は休めなかったりと事情もあるかと思います。
当院で行っているぎっくり腰の治療は、神経筋無痛療法という方法で、腰回りの筋肉の機能を回復させていきます。
ぎっくり腰で強い痛みがある時でも受けられる、ソフトで効果的な治療法です。
軽い痛みならその場で、強い痛みでもかなりの効果が期待できます。
ぎっくり腰の痛みでお困りでしたら、きっとお役に立てるでしょう。
もしなってしまった時は、ぜひ当院にご相談ください。
(柔道整復師 山岡洋祐 監修)
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