48歳 男性【腰痛・野球肩】昔のように野球が出来ると聞きお願いしました

野球肩は肩以外に原因があることが多いです

こんにちは。

大阪市城東区、鴫野駅前の城東整骨院、院長の山岡です。

 

これまで10年以上のトレーナー経験から、たくさんのスポーツ選手の治療に携わってきました。

私は現役時代はラグビー選手でしたが、1番来院が多いのが野球選手です。

小学生から社会人、プロ級まで様々で、主に肩の痛みで来院されます。

現在では、当院には大阪のみならず他府県からも野球肩の治療に患者さんが訪れるようになりました。

 

「野球肩は治りにくい」と言われますが、当院に来られる野球選手に聞くと、多くの場合は肩だけしか治療されていません。

野球肩って肩を痛めているから、肩を治療するのが当たり前じゃ無いの?と思われるかも知れませんが、実はそこの落とし穴があるのです。

肩の治療だけでなく、なぜ肩に痛みが出てしまったのかを身体全体から判断し、計画的に治療をすると多くの野球肩は改善に向かいます。

 

今回ご紹介する患者さんも、肩以外の部分が原因で野球肩になっていました。

野球肩のセルフチェック方法についてもご紹介していますので、最後までお読みいただければと思います。

 

肩の痛みと腰痛で野球が出来なくなっていた患者さん

48歳 男性 腰痛 野球肩 城東区在住

月山さん

 

Q何が決め手で当院を受診されましたか?

友人の紹介で治療法に興味があり受診しました。

昔のように、野球が出来ると聞きお願いしました。

Qどのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?

肩の痛み、腰の痛み

Q実際に受診されて良かったことを教えてください。

身体全体が楽になり、身体の動きがスムーズになりました。


 

こちらの患者さんは、聞けば誰もが知っている野球の超名門高校の出身。

高校球児の時に腰を痛め満足にプレーできませんでしたが、野球は大好きでずっと続けていたそうです。

数ヶ月前から投げる時に右肩後方に痛みを感じるようになり、だんだんと強い球が投げられなくなってきました。

そんな時に、野球仲間から紹介されて来院されました。

1ヶ月後に大会も控え、どうしても早く治したかったそうです。

 

初診時は肩を回すだけでも痛みがある状態。

まっすぐに上げることも出来ません。

これでは投げるのはかなり厳しいと感じました。

様々な検査を行うと、肩の中のインナーマッスルが痛んでいる状態で、うまく力も入りません。

おそらく、日常生活でも不便だったと思います。

 

身体をチェックしていくと、肩だけでなく高校生の頃に痛めた腰から骨盤の動きも悪いことがわかりました。

しかも、肩の動きに関連のある骨盤の部分です。

もしかしたら、骨盤の動きを肩でかばって痛みを出している可能性があったので、説明してから骨盤の治療を行いました。

腰と骨盤の治療を数分で行なってから、もう一度肩を回すと、痛みがかなり軽減。

肩だけでなく腰や骨盤に異常があり、それをかばって肩に負担がかかっていることがわかりました。

その後、肩の治療をするとほぼ問題なく動かせるまで回復しました。

 

学生の頃に痛めた腰が、放置されていた結果他のところに痛みを出したパターンです。

きちんと説明すると納得してくださり、肩と腰の治療を続けた結果、大会には痛みなく参加してもらうことが出来ました。

肩が痛いからといって、その部分だけが悪いということは少ないです。

身体は繋がっていて、お互いが連携しています。そのトータルバランスを考えて治療することが大切だと感じています。

「野球肩がなかなか良くならない」という場合は、その痛めている肩の部分以外に原因があるかもしれません。

 

野球肩を自分で治すためのチェック方法

これまでブログと動画で野球肩を治すためのセルフチェック方法をご紹介しています。

肩だけでなく、股関節や足首まで検査できるように配慮しました。

面倒かも知れませんが、今の状況をしっかり確認することが改善の近道です。

どうかこちらの記事をご参考にしてみてください。

どうしてもわからない場合は、LINEでも質問を受け付けております。

下の「友だち追加」ボタンをクリックし、メッセージを送ってください。

 

野球肩を治すためのセルフチェック方法①〜ゼロポジションキープ〜についてはこちら

野球肩を治すためのセルフチェック方法②〜可動域チェック〜についてはこちら

野球肩を治すためのセルフチェック方法③〜筋力チェック〜についてはこちら

野球肩を治すためのセルフチェック方法④〜股関節の可動域〜についてはこちら

野球肩を治すためのセルフチェック方法⑤〜片足バランス〜についてはこちら

 

当院の野球肩治療について

城東整骨院では、野球肩を肩だけの治療に止まらず、全身のトータルバランスを改善するように心がけています。

その結果、何件も整形外科や整骨院、整体院、鍼灸院に通っても改善しなかった野球肩を改善に導くことが出来ています。

野球肩の治療は、具体的には3つのステップからなります。

 

①投球フォームのチェック

野球肩の場合、多くは投球フォームの不具合が痛めてしまう原因です。

城東整骨院では、実際に投球フォームをチェックして、身体全体の動きの悪さや、筋力の弱い部分を見極めて行きます。

②肩や全身の筋肉の機能と連動を改善してきます

神経筋無痛療法という治療法を使って、筋肉の機能を高めつつ、全身の連動を良くしていきます。

腱板損傷などで筋肉のダメージが強くても、改善してきた実績があります。

治療はソフトで痛みを感じないので、安心して受けてもらえることが出来ます。

③リハビリ、セルフケアを指導します

痛みを改善し、再発を防ぐには患者さん自身の努力も必要になってきます。

その選手にとって必要なリハビリを処方し、計画的に実践することが野球肩完治に繋がっていきます。

 

野球肩は治りにくいと言われますが、きちんと身体とフォームをチェックして、計画的に治療を行えば多くの場合完治します。

あなたや、あなたのご家族が野球での肩の痛みにお困りなら、ぜひ一度ご相談ください。

当院の野球肩について詳しくはこちらから

(柔道整復師 山岡洋祐 監修)

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