野球肩について、野球の専門家にフォームや練習方法のコツを聞いてみました
野球肩について指導者側から見た問題
これまでブログや動画で、医療機関サイドからの野球肩の検査方法、問題点について記事にしてきました。
過去の記事については下のリンクからどうぞ。
今回は野球肩について、長年野球塾RISEでたくさんの選手を指導されてきた経験のある中川塾長にお話を伺うことができました。
投球フォームについて聞きに行ったつもりが、もっと深く練習方法や身体の使い方について解説してくださっています。
全7回に渡り動画と記事でお送りいたしますので、野球をされている方、指導者の方には必見となるでしょう。
対談の内容を書き起こしていますが、最後に動画を貼り付けていますので、良かったらそちらもご覧ください。
野球塾RISE中川塾長との野球肩対談
山岡(以下 山) こんにちは。大阪市城東区鴫野駅前の城東整骨院 院長山岡です。
本日は野球肩についてブログの方でも掲載させて頂いてるんですけども、こちら大阪市鶴見区にある野球塾RISE、塾長の中川さんに実は野球肩にならないためのフォームであったりトレーニングの仕方、例えば練習方法についてお話を伺うことになりましたので、中川さんよろしくお願いします。
中川塾長(以下 中) よろしくお願いします。
山 では、さっそくになるんですけども野球塾RISEで指導されてる中で、例えば野球肩にならないための、肩を痛めない、故障させないパフォーマンスアップについて何か心がけてることってありますか?
中 まずは、投球フォームと言うよりは、まずキャッチボールからきっちりやること。
で、また体に負担がかかりにくいようなフォームに勝手になるように、トレーニングなどそういったもので感覚をみがいたりってゆうふうな事を選手達にも心がけてもらってます。
スタッフの方にも心がけて指導するようにと言う風に指導させてもらってます。
山 では、例えば一般的にいわれる肘が下がっているからどうやこうやって言う所で、投げてるの見て肘をあげろとか、手だけで投げるなとか、フォロースルーするまでとかって言うだけじゃなくて、今そのフォームができるような体作りから指導されてると言う。
中 そうですね。はい。
山 その体作りって言うのは、投球だけですかね?それとも打撃にも。
中 投球、打撃、守備、走る、色んな所に繋がってくるようなことなんで、主に股関節と肩甲骨のポジションをきっちりとはめた状態で動くと。
そう言うような事を心がけています。
山 ありがとうございます。
あとでちょっと具体的に肩甲骨と股関節、例えばキャッチボールのことって言うのも具体的に聞かせてもらおうと思うので。
簡単にキャッチボールのやり方って、僕自身は野球って言うかソフトボールをちょっと経験したくらいになるので、野球してる子に指導するとき、まぁキャッチボールは取って投げてって言う、これだけじゃないのかなって言う風に思うんですけど。
簡単で結構ですのでどんな風にキャッチボールを指導されるのかなってゆうのを教えて頂いてよろしいですか。
中 まずはこれはもう本当に野球を始めた頃にみんなが教わる事なんですけど、動いて入れる範囲で構わないのでキャッチボールは必ず両手で捕球をすると言う所から投球に繋げていくようにしています。
山 例えば、こうパッっと取ってこうゆうこうじゃなくて、ちゃんと両手でと。
中 両手で捕球しようとすることで体の正面で取ろうとします。
今よくいわれるのが、両手で捕球ばっかりじゃダメだと。
まぁ横で、シングル片手ですね、で取る事もしないといけないという風にいわれるんですが、まずそれは基本では無しに応用になってくるのでまずは入れる範囲までは足を使って両手で捕球します。
で、捕球なんですが、これももう片手で取るとそうゆう風になってしまうので、出来れば両手ってゆう風な意味でもあるんですけど、どうしても片手で取るとグローブって握らないと取れないので、捕球の時点で体から離れた場所で取ってしまうとそうなりやすい。
もちろん感覚の鋭いトップ選手になってきますとシングルハンドでキャッチしても、ボールの勢いをもらうように体に引き付けるように捕球することができるんですけど。
これから感覚を作っていく、いわゆる上手ではないアマチュアの少年野球とか中学生、高校生まぁ大学生でもほとんどですが、そういった選手には基本的には両手で足を使って正面に入る。
ボールの勢いをもらって引き付けるようにもらう。とゆう風なところから指導してます。
山 ありがとうございます。
基本がしっかりしてるから応用が効いてくるって言う所でもあるし、それがやっぱりその綺麗なフォームに繋がってくるとゆう事が一番大事になると言う事ですね。
ありがとうございました。ではちょっと今お話し頂いてたような内容を実戦でして頂いてる所を実際に見ようと思うので、よろしくお願いします。
中 お願いします。
対談動画はこちらから
順次、対談動画をアップしていきますので、どうかお楽しみに!
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