こんにちは。
大阪市城東区、鴫野駅前の城東整骨院、院長の山岡です。
以前からお送りしている野球肩対談の第4弾です。
これまでの記事はこちらから。
【野球肩対談①】野球塾RISEの中川塾長にフォームや練習方法のコツを聞きました。
【野球肩対談②】キャッチボールの仕方 捕球編
【野球肩対談③】キャッチボールのやり方 送球編
今回は、正しい腕の振り方と、間違った腕の振り方について説明していただいています。
「腕の振り方」については特に意識なく、指導もされて来なかった方が多いのでは無いでしょうか?
こちらでお伝えしている内容は、後ほども中川さんがお話してくれていますが、練習の時に意識付けを行うものです。
強い球を投げたり、外野からのバックホームなどで同じ動きをすると痛める危険性があるのでご注意ください。
正しい腕の振り方、間違った腕の振り方について
※以下、中川塾長の説明を文字に起こしています。
次なんですけど、先ほどのキャッチボール。
投げた方向に勢いを止めないという風なところ。
まぁあれなんかでもいえることは、止まってしまうことで腕ばっかり使ってしまうという風なところで、もう一点気をつけて欲しいところがあります。
よく見る光景なんですが、まぁ腕を振れと。
投げるときに腕を振れというんですけど、間違った腕の使い方、簡単にやらせてもらいたいと思います。
腕を振るっていうところなんですけど、もちろん腕を振るっていう表現自体が間違っているという訳ではなしに、取り方がどうしても選手それぞれによって違ってくるので。
間違った方向にとるとまた肩に負担がかかって、肘が空振りしたような形で負担がかかるという風なところをちょっと今からお話したいなと思います。
ダメな形で腕を振ってしまう選手っていうのは、投げにいったときにグーっと投げにきます。
ここで、本来であれば肩の動きが止まって、今度は肘から先が動く。
で最後に、先端部がバチっと。
要は、バッティングでいうとヘッドがきいた状態ができて初めていいボールが投げれるという風なかたちになってくるんですが、間違った腕の振り方をしてしまうとどうしても、腕を振ろうとしすぎて、これ以上肩を使わなくていいのに、ここからまださらに腕を振り続けます。
そうすると、指にかかったボールってゆうのは、下にいってしまいますのでどうしても、向こうに投げようと塁間なり相手にピッチャーやキャッチャーに投げようとした時には、指にかかってないボールをペロンと、こういう風な投げ方をしてしまいます。
これの何が問題なのかっていうと、まずは肩を動かしすぎる、ですね。
ここで終わりなんですけど、本来ならば。これ以上振りすぎると、肘に関しても逆に空振りしたような状態になるという風なところです。
やっぱり腕もこれ以上振りきれないので、ここで止まってしまうというところです。
気をつけてもらいたいところですね。
まぁうちで軽く力を抜いて動きの確認をするんですが、腕を回してきます。で、ここから、大きく腕を回してもらって、ここから腕をたたみます。
で、たたんだところでストップですね。
ここから先はこれだけで投げます。こうすることによって、肘から先が勝手にポーンと強く振れてきて強いボールが投げれる。
投げたい所に向かって指のかかったボールが投げれるというかたちになります。
これはもうバッティングとかでもそうなんですけど、しっかりと支点が定まらないといけない。
またこのスローイングで注意してもらいたいところっていうのは、強く投げるとき、例えばピッチャーや外野からバックホームする。
思いっきり投げる、遠投とかもそうですね。
この時にこの止める動作はしないでください。
強く投げるとここがバチっとあたってしまうので、肘を痛めたりしやすくなります。
これはまぁ動きの確認として軽くボールをなげる時に、感覚ですね、つかんでください。
ピッチャー、野手にしてもそうですがこういう風なスローイングを身につけると勝手にバチンとこれ以上前にいけないというようなところになると、この力が今度はもういけません。
となったら下に振れてくるので決してここで腕を止めるというのではなしに、肩を使いすぎるなというところですね。
これが良い動き、悪い動き、という風な形になります。
野球肩対談④、動画ではこちらから
動画で腕の動き、肘の動きを確認できます。
こちらを良くご覧になって、ご自身の練習に活かしてください。
いかがでしたか?
これから順次、対談動画をアップしていきますので、どうかお楽しみに!
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