足底腱膜炎に効果的なマッサージの方法

今回は足底腱膜炎を治す方法についてお話をします。

足底腱膜炎は、歩きすぎや足のアーチの低下、合わない靴を履くなどが大きな原因としてあげられます。

勿論これらが原因で症状を引き起こすこともあります。

しかし、2か月、3ヶ月も長期間痛みが改善しない場合は原因が別にあったり、長い間に歩き方が悪くなって他の部分にも負担がきてしまうことにもなりかねません。

今回は足底腱膜炎になってしまった時にご自身でもできるマッサージの方法についてお伝えさせて頂きます。

足底腱膜炎になってしまう原因の4つの筋肉とは?

足底腱膜炎の原因になるのは非常に多くの筋肉が関わってきます。

その中でも今回は4つに絞ってお話をさせていただきます。

  1. 前脛骨筋(ぜんけいこつきん)
  2. ヒラメ筋
  3. 後脛骨筋(こうけいこつきん)
  4. 腓腹筋内側頭(ひふくきんないそくとう)

これらの筋肉はふくらはぎから出ています。

足底腱膜炎というと足裏のイメージですが、これらの筋肉が足のアーチを支えてくれる部分になるので、

治療ではとても大切な部分になってきます。

 

また、ふくらはぎの筋肉が硬くなってしまうと、足のアーチだけでなく足首の動きも悪くなってしまいます。

そうなると余計に足底腱膜に負担がかかって炎症が治らなくなってしまうのです。

 

すねの前側の筋肉、前脛骨筋

まずは前脛骨筋からお話をします。

この筋肉はすねの前から足の内側についている筋肉です。

イラストの様にすねの前全体にあります。

この筋肉が足の内側につき、内側アーチの形成に関係します。

また、足首の背屈(はいくつ)という反らせる動きに関わる筋肉で、足裏の負担を軽減するためには以上に大切な動きになってきます。

足のアーチ、疲労に関係する後脛骨筋、ヒラメ筋

続いてふくらはぎの深い部分にある2つの筋肉。

特に後脛骨筋は足のアーチを形成するとても大切な筋肉になります。

後脛骨筋が疲労して使えなくなってくると、足の内側アーチが下がってしまいます。

それによって足底腱膜炎になってしまうリスクが高くなっていきます。

 

また、ヒラメ筋という筋肉は持続的に体を支えてくれる筋肉になります。

こちらの2つの筋肉は同じようなところに位置するのと、同時にマッサージするので一つにまとめました。

 

ふくらはぎの内側、腓腹筋内側頭

続いてふくらはぎの筋肉、腓腹筋になります。

こちらの筋肉はアキレス腱を通じて足底まで繋がっています。

この筋肉が硬くなると、足首の柔軟性も下がってしまい、足底腱膜に負担をかけてしまいます。

 

また、特に内側の内側頭と言われる部分は、足底腱膜炎の痛みの「トリガーポイント」が密集している部分になります。

トリガーポイントは、痛みから離れた部分にある原因となる筋肉の硬さです。

足底腱膜炎の痛みに大切な部分ですので、よく覚えておいてください。

 

足裏のマッサージをするのはふくらはぎが終わってから

足底腱膜炎と言うと、足裏のマッサージをしてくなる方が多いかも知れません。

ですが、

  1. 足のアーチに関連するふくらはぎの筋肉をマッサージ
  2. 足指や足裏のマッサージ

と言う順番がとても大切になってきます。

まずはふくらはぎから筋肉を回復させ、足のアーチが回復してから足指や足裏のマッサージに進んでいくと、とても効果が出やすくなりますので覚えておいてください。

これまで足裏のマッサージで足底腱膜炎の痛みが回復しなかった方は、一度紹介するふくらはぎのマッサージを重点的に行なってみてください。

 

動画で解説!足底腱膜炎のマッサージ方法

写真と文章だけではわかりづらいかと思いますので、動画で解説させていただきました。

動画内でも行っていますが、必ず回数を守って行なってください。

動画はこちらからご覧ください。 手順は2分13秒から実践編になります。

おうちででできる足底腱膜炎の辛い症状を解決する方法

現在、城東整骨院ではプロジェクト歩行ケアというものを立ち上げています。

足について情報発信をさせていただいていると、全国からたくさんのご質問を日々いただいています。

 

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