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【画像あり】シンスプリントが治らない原因を解説します

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足のトラブルの原因となる回内足

こんにちは。

大阪市城東区、鴫野駅前の城東整骨院、院長の山岡です。

先日、一年半に及ぶアキレス腱の痛みを持つ患者さんを紹介させて頂きました。

その中で「回内足」について書きましたが、意外にもたくさんの反響を頂きました。

私はこれまで10年以上スポーツの現場でたくさんの選手を診てきました。足のトラブルも多く、回内足についても独自に勉強、研究し成果をあげてきました。

回内足が原因で治らない痛みがたくさんあるのに、意外にも知られていない事実があります。

そこで、もう一つ症例を紹介させて頂きたいと思います。

 

回内足とシンスプリント

16歳 女性 バスケットボール部

走ったり、ジャンプしたりすると右足のスネの内側が痛くなります。

最初は練習中だけでしたが、だんだんと普段の生活でも痛みが出る様になってきました。

バスケットの練習でも、思い切りジャンプできなくなり、自分の思うプレーができなくなってきました。

もう限界!と言う時に、チームメイトに連れられて来院されました。

 

この女の子の症状は、いわゆる「シンスプリント」と言われる状態です。

「脛骨疲労性骨膜炎」といわれる病名で、走り過ぎたり、ジャンプ等の負担が積み重なり発生すると言われています。

こんな所が痛くなります。

この子の場合は赤い〇の方に痛みが出ていました。

 

シンスプリントは、オーバーユース(使いすぎ)によって発生し、とても長引きやすいのが特徴です。

こちらの女の子の場合、何か月も痛みを抱えたままでした。

「練習休んだら治るよ。」

と病院では言われたそうで、1ヶ月丸々休んで見ましたが、練習を再開するとすぐに痛みが出てきました。

疲労性だから、休んだら治るんじゃない?

と思われがちですが、実はそうでもありません。

きちんと、身体の根本から治していく必要があるのです。



足を見てみましょう。

(症状があるのは右足です)



肩幅に立ってもらい、後ろから足を撮影した写真です。

わかりにくいかもしれませんが、両方あまり良くありません。

右足だけを見ます。


  

わかりやすい様に、足の中心と踵の中心に線を入れます。

正直、これで真っ直ぐ立てているのが不思議な位に傾いています。


完全に回内足、いわゆるオーバープロネーションです。


片足立ち
かなり斜めになっちゃいます。

本来なら、足首の真上に頭がくるのが正常です。

この子の場合、頭が完全に外に出てしまっています。


爪先立ちをしてもらいます。

右の踵だけ上がってきませんね。

回内足がきつく出ている場合、足裏からの力がまっすぐに伝わらずに力が伝わりません。

その結果、踵が上がらなくなってしまいます。

こんな足でハードなバスケの動きをしたらどれだけ足に負担がかかるか想像できるでしょうか?

 

靴の中を見ると、その選手の動き方がわかります

恐らくこの回内足がシンスプリントの原因でしょうが、今回はもう少し詳しく説明させて頂きます。

こちらがこの子のバッシュの中敷き。

左右で違いがあるの分かりますか?

中敷きや靴の減り方を見ると、その方の動き方や体の癖、
次に痛みを出しそうな所が分かる事があります。

左を見てみます。


踵から入った体重が、前足にかかってから内に入り、爪先に抜ける。

まだ通常の減り方に近いと思います。

続いて症状が出ている右。


内側が明らかに減っています。

多分体重の流れはこんな感じになっていると想像できます。


これは、前足に行く前に内側に体重がかかっているという事です。

この時「ニーイン・トゥアウト」という状態になります。

ニーは膝、トゥはつま先です。

つまり、膝が内に入ってつま先が外を向く状態です。

 

真っ直ぐ伝わるはずの力が、
↓
捻れて着地して
↓
前に進むために捻れを戻しながら蹴りだす

1度で2回捻られながら走るようなもんです。

これが残っていると、休んだ位では治りません。

練習を休んで痛みが引いても、悪い動きが残っていると足にすぐダメージを負ってしまうからです。

ニーイントゥアウトの図

 

捻れがひどいので、足の治療と特別なテーピング処置。

真っ直ぐ立てるようになりました。

本当はちゃんと治療をしながら練習休んだ方が良いけど、試合が近いのでテーピングとリハビリの指導で治療しました。

練習を続けながら、平行して治療を行なっていき、無事に痛みも取れて試合も全力で出場することができました。

回内足とニーイン・トゥアウト

今回の回内足による「ニーイン・トゥアウト」は、
シンスプリントによるスネの痛みに関係あるだけじゃありません。

 

足裏の痛み・外反母趾・膝の靭帯損傷・アキレス腱炎・
腰痛・肩の痛み等など


身体の土台なので、色んな症状に関係あります。

どうしても治らない痛みがある時は、
自分の靴の中敷きを見れば、こんな状態かも知れませんよ。



安静と湿布。
また痛い所にマッサージや鍼、ホットパック。

そんな処置だけで「治らない」と諦めて、

大切な競技時間を失わないでもらいたいです。

アスリートでいられる時間は意外と短いです。
ケガによって、志半ばで引退せざるを得なかった選手たちをたくさん見てきました。

力及ばず無念だった事もたくさんあります。

一件の医療機関で言われただけで諦めず、

自分の身体と向き合ってくれる先生を探し、
最後まで戦い切ってもらえたらと思います。



PS:治療も大事ですが、日々のメンテナンスやケアが最も大事です。
ケガしないよう、食事や疲労回復に努めて下さい。

当院のシンスプリント治療について

シンスプリントはなかなか痛みが取れず、再発しやすいスポーツ障害です。

しかし、原因をきちんと突き止め、適切な治療とリハビリメニューを立てれば改善が可能です。

当院でのシンスプリント治療の流れは、

①身体の状態のチェック

まず問診で痛みがで始めたきっかけや、どんな時に痛みを感じるのかを聞いていきます。

次に立った姿勢での回内足の問題や、筋力のチェック。痛みが出ている部分の確認などを行います。

②シューズのチェック

靴のサイズが合っていない、履き方が悪いとシンスプリントの大きな原因になります。

必要な場合はサイズと履き方について指導します。

また、この時にシューズの削れ方で走り方や足の歪みを確認します。

③ランニングフォームチェック

走って痛みが出ている場合、ランニングフォームを確認するのが1番です。

歩いている時、立っている時には異常がなくても、速度を上げて走ると足の動きに異常が見つかることも多いです。

そのために当院では、院内にトレッドミルを設置し、ランニングフォームを確認しております。

④足の歪みを整え、神経の流れを良くする治療

足の歪みを取りつつ、神経の流れを良くして筋肉が働きやすい様にするPNF(神経筋無痛療法)を行います。

軽い刺激で行うので、痛みが強い方でも安心です。

⑤リハビリ、ストレッチ指導

悪い走り方になってしまうのは、上手く動いてくれない部分があるからです。

治療でその部分を動く様にするのと同時に、自分でもリハビリを重ねてもらい、痛みが出にくい動き方を覚えてもらいます。

 

シンスプリントの痛みにお困りの方は、一度ご相談ください。

→当院のシンスプリント治療についてはこちら

(柔道整復師 山岡洋祐 監修)

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院長:山岡洋祐 監修

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この記事を書いた人

柔道整復師(国家資格)。13年の臨床経験と延べ5万人以上の治療実績を持つ。関西創価高校ラグビー部トレーナー(20年以上)、アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ(アメフトXリーグ)アシスタントトレーナーなど第一線のスポーツ現場で活動。全国200名以上の治療家に技術指導を担当。森ノ宮医療学園専門学校首席卒業。

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