こんにちは。
城東区、鴫野の城東整骨院、院長山岡です。
中年以降の女性に多い、股関節の痛み。
股関節が動きにくくなったり、つまる感覚があったり、長く歩くと足の付け根に違和感や痛みが出る。
病院でレントゲンを撮って、軟骨がすり減る「変形性股関節症」と診断された方もいるかも知れません。
股関節は身体の動きの軸になる部分なので、ここが悪くなると日常生活に大きな支障が出ます。
股関節が痛んで10分以上歩けなかったり、動きが悪くて靴が履きにかったり。
なかでも辛いのが夜眠るときの痛みでしょう。
寝返りするたびに痛みを感じる方は多く、中にはじっとしているだけで痛みを感じる方もおられます。
そうなるとゆっくり眠ることもできないので、心身ともに辛いですよね。
股関節の症状は外から見てもわかりにくいため、周囲から理解が得られず、一人でつらい症状を我慢する方も少なくありません。
今回ご紹介する方も、そんな股関節の痛みで来院されました。
70代 女性 今福鶴見在住
約5年前から股関節の痛みやつまり感が出現。
だんだん歩くのも辛く、寝返りをする度に痛むので睡眠が取れない状態。
整形外科に行くと、
「股関節の軟骨がすり減る、変形性股関節症ですね。」
と言われ、痛み止めと湿布をもらっていたそうです。
なかなか痛みが引かず、北千里や天王寺の方まで、良いと言われる治療院に通っていたそうですが、痛いままで趣味の踊りも行けなくなってしまいました。
人からは、「我慢してでも頑張って歩いたり動いた方が良い」と言われ、頑張って動いても悪化する一方。
そんな時に、踊り仲間に当院の患者さんがおられて紹介されて来院されました。
初診時は、椅子から立ち上がるのも、歩くのも辛い状態。
動きが悪いために靴下を履くのに一苦労されていました。
レントゲンがこちら
片方の股関節だけ、隙間がなくなって白っぽくなっているのがわかるでしょうか?
軟骨はレントゲンで写らないので、隙間がないというのは軟骨がすりへっている証拠です。
まさに「変形性股関節症」と言われる状態でした。
手術を勧められたそうですが、身体にメスを入れる怖さと、同じ股関節を手術した友達の経過があまり良くなかったため、他の治療法を求めて来院されました。
細かく身体を診させてもらうと、股関節周りの筋肉が固まり、動きが非常に悪くなっています。
これでは軟骨がすり減って不安定な股関節を支えることができません。
ですから股関節周りの筋肉を整える治療から行う必要がありました。
当院の変形性股関節症治療は、
①股関節の周りの筋肉を働きやすくする(筋機能の改善)
②骨盤と股関節の動きを改善
③身体のゆがみ、バランスを整えておく
という流れで行います。
この順番で治療を行いながら、股関節周りの筋肉を鍛えていくことがスムーズな改善につながると感じました。
長年の積み重ねで股関節に痛みを出していますが、コツコツと治療を行えば、痛みなく動けるようになることは可能です。
こちらの患者さんも、治療を重ねる中でどんどん症状が改善。
「毎週水曜日のゴミ出しが大変だったのが、そういえば最近全然痛くない」
と2ヶ月ほど経った時に言われていました。
その後も継続的に通院と、自分でもリハビリを頑張ってもらった結果、現在はほとんど痛みもなく趣味の踊りにも行けるようになりとても喜んでもらえています。
今では来院するたびに、
「先生、こんな動きもできるようになったんですよ!」
と動きを披露してくれます。
つらい症状に悩む方が、こうして笑顔になってもらえるのが嬉しいですね。
「軟骨がすり減っているから治らない」
「もう手術しかない」
「年齢だから仕方ない」
と今まで言われたり、自分でも感じている方は多いと思います。
つらい症状でお悩みなら、「早く治したい」と強く思うことでしょうし、その反面「もう治らないかも・・・」と不安になることもあることでしょう。
実は一人ひとりに合った治療を丁寧に行えば、身体はきちんと応えてくれるものなのです。
これまでたくさんの方を治療させていただく中で、身体の可能性というものを強く感じてきました。
当院にはたくさん変形性股関節症や股関節の痛みに悩む方が来院されています。
治療の仕方、付き合い方で痛みなく生活することは十分可能です。
あきらめる前に、一度ご相談ください。
※変形性股関節症の手術を否定するものではありません。症状や患者さんの状態によっては必要な場合もあります。当院ではお身体の状態や整形外科さんの意見、本人のご希望を考慮して治療を行っております。
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