前回の続きになります。
もしご覧になってない方がおられましたらこちらからどうぞ。
中足骨骨頭痛は、足の親指から小指までの付け根にある中足骨骨頭と呼ばれる部分に痛みが生じる症状です。
足の指を反らせた時に、ちょうどポコっと出てくる部分です。
(ここまで全く前回と同じ解説になっています)
上のイラストがわかりやすいかと思います。
この部分に痛みが出ると、歩くときに毎回当たって足の裏が非常に痛くなり、日常生活にも大きな影響を及ぼします。
この痛みは、足にかかる負担や炎症が原因で引き起こされることが多いです。
こちらの記事では、中足骨骨頭痛を和らげるための簡単な方法を紹介します。
前回は、アイシングで炎症を抑える方法や、足裏にパッドを使用して負担を軽減する方法について解説して行きました。
今回は、マッサージとストレッチ、エクササイズまで実践的な内容を多く盛り込みました。
動画も用意しているので、詳しくご覧になりたい方はぜひご覧ください。
1. 中足骨骨頭痛とは?
中足骨骨頭とは、足の親指から小指までの付け根にある骨のことです。
この部分に痛みが出ると、歩くときに足の裏に痛みを感じることが多くなります。
中足骨骨頭痛の主な原因は、足にかかる過度の負担や、長時間の立ち仕事、運動による炎症などが挙げられます。
症状が進行すると、痛みが慢性化し、日常生活に支障をきたすこともあります。
ひどい方になると、おうちのフローリングを裸足で歩けないなど、とても辛くなってしまいます。
2. 足の指をしっかり曲げていく
中足骨骨頭痛の大きな原因の一つに、浮き指があります。
浮き指になってしまうことで、中足骨骨頭部痛の部分にダイレクトに負担がかかってしまいます。
中足骨骨頭部痛の患者さんは、多くの場合浮き指になっており、足の指がしっかり曲げられない様になっています。
まずは足の裏に指を置き、そこを支点に親指から曲げて行きます。
中指から小指にかけてだんだんと曲げづらくなっていくかとおもます。
足の指を一本ずつしっかり曲げてストレッチしてあげることで、浮き指を解消していくことが大切です。
3. 足の横アーチを活性化させる
中足骨骨頭痛のもう一つの原因として、足の横アーチが低下してしまうことが挙げられます。
こちらの右の画像が横アーチですね。
この横アーチが低下してしまうことでも、中足骨骨頭部痛の部分に体重がかかりやすくなってしまいます。
前回はパッドでサポートする方法をお伝えしましたが、今回は実際にその部分をマッサージして活性化してく方法をご紹介します。
親指、小指の付け根をしっかりと持ちます。
その状態で8の字を描くようにマッサージして行きます。
4. 足指のグーパー運動
指をしっかり曲げて、横アーチが活性化されてから行います。
足の指をしっかり曲げるグーの動き、しっかり伸ばすパーの動きを繰り返して足指とアーチがしっかり使えるようにして行きます。
5. 動画でさらに詳しいケア方法を学ぶ
今回ご紹介した方法を詳しく解説した動画を以下にご用意しています。
確認しながら実践することで、より効果的にケアができると思いますので、ぜひご覧ください。
まとめ
中足骨骨頭痛は、足の負担や炎症が原因で引き起こされることが多い痛みですが、アイシングで炎症を抑えたり、足裏パッドを使用して負担を軽減することで、痛みを和らげることができます。
また、マッサージやストレッチなども併用することで、さらに痛みの改善が期待できます。
中足骨骨頭痛にお悩みの方は、ぜひこれらの方法を試してみてください。少しでも皆様の痛みが軽減され、快適な日常を取り戻せることを願っています。
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