今回は朝起きて一歩目に体重をかけるとかかとが痛む、そんな症状を解決する方法についてお伝えしていきます。
朝起きて体重をかけるとかかとが割れる様に痛い、夜中にトイレに行こうとすると足が痛むなどの症状にお悩みの方には有効かと思いますので、ぜひ最後までご覧になってください。
記事の最後に動画での説明もありますので、そちらもご一緒に参考にしていただければと思います。
朝起きてかかとが痛い!その原因は?
多くの場合、足の裏からかかとに付いている足底腱膜という部分に炎症や硬さが出ています。
病院に行くと、足底腱膜炎と診断されるかもしれません。
足底腱膜に炎症を起こす原因は、大きく分けて3つあります。
- 足のアーチ(土踏まず)が崩れてしまっている
- ふくらはぎの筋肉が硬くなってしまっている
- 身体のバランスが崩れ、足に負担が集中している
このようなケースがほとんどです。
その結果としてかかとの部分に炎症が起こり、硬くなってしまいます。
そんな硬くなっている部分が引っ張られたり、体重による負荷がかかったりすると痛みが出てくるのです。
特に、朝一番は寝ている間に動かしていないので筋肉や腱が硬くなっています。
その状態が一番痛みが出やすく、何歩か歩いているうちに血流が良くなり、筋肉や腱が柔らかくなると痛みがなくなってきます。
なので普段から筋肉や腱の血流を良くして、柔軟性を高めていくことが大切になります。
特に、ふくらはぎの筋肉を柔らかくしてあげることが大切です。
このふくらはぎが硬くなると、足首が硬くなってしまいます。
特に足首を反らしてくる「背屈(はいくつ)」と言う動きです。
この動きが悪くなると、足の裏の筋肉が頑張らないといけなくなるので、とてもかかとに負担がかかります。
また、足のアーチ(土踏まず)を支える筋肉は、多くがふくらはぎから出てきています。
こうした筋肉をケアしてあげることで、効果的に足裏アーチのサポートに繋がってくるのです。
ですので、足裏だけでなくふくらはぎも一緒にケアすると言う意識を大切にしていきましょう。
かかとの痛みを解消するために、やるべき3つの治療方法
私が患者さんにお伝えしている方法は3つあります。
- できるだけ湯船に浸かって身体を温める
- 足裏、ふくらはぎのマッサージを行う
- ふくらはぎのストレッチを行う
上記3つを徹底してもらいます。
①できるだけ湯船に浸かって身体を温める
筋肉やかかと自体の血流を良くしてあげるために、お風呂につかることはとても効果的です。
深い部分まで温まり、柔軟性も高くなりやすいです。
どうしても普段からシャワーで済ませるという方も多いですが、こちらをしてもらうかどうかで翌朝がかなり違いますので、ぜひお風呂でしっかり温めてあげてください。
また、普段から歩いてずっと痛いという方は、炎症が強くなっていて逆にアイシングをしないといけないケースもありますので、そう言う方は気をつけてくださいませ。
②足裏、ふくらはぎのマッサージを行う
次に足裏、ふくらはぎのマッサージです。
足裏は下の写真の様に足の真ん中を満遍なくマッサージしていきます。
痛むかかとの近くは触らなくて大丈夫です。
次にふくらはぎを行います。
こちらはふくらはぎの真後ろと、スネの骨の内側をやっていきます。
どちらも5箇所くらいに分けて3秒ずつ行っていきます。
③ふくらはぎのストレッチをおこなう
ここまでやった段階で、ふくらはぎのストレッチを行います。
タオルなどで引っ張る、壁に手を当てて伸ばすなど方法はさまざまで大丈夫です。
しっかり温めて、筋肉をマッサージしてから行うのがポイントです。
動画で詳しくかかとの痛みを解消する方法をご紹介
おうちででできるかかとの痛みを解決する方法
現在、城東整骨院ではプロジェクト歩行ケアというものを立ち上げています。
足について情報発信をさせていただいていると、全国からたくさんのご質問を日々いただいています。
ですが直接治療ができるわけではないので、改善に結びつきにくいもどかしさがありました。
そこで、自宅でできる方法は何かないかと考えた結果、こちらのサンダルとソックスを開発しました。
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おかげさまで全国のたくさんの方に使っていただいていますし、すごく調子が良いというレビューもいただいています。
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